全ての人に、チャンスは与えられなければいけません。既得権益を行使して、チャンスすら奪うのは悪です。
しかし、日本の社会は、この既得権益が蔓延っています。政府の成長戦略が功を奏しないのは、この既得権益者が新規参入者から、多くのチャンスを奪っているからです。
日本の起業熱が高まらないわけ
アメリカのシリコンバレーのように、日本には、夢を抱いて、起業に挑戦する人たちを、暖かく受け入れる場所は、現在ありません。
政府も起業支援を行なっていますが、正に既得権益の温床であり、起業家を支援すると称して、利益だけを掠めとろうとする金融機関、大企業や、政府の言いなりになっているだけで、起業について、実は何の関心も、理解もない公務員、高学歴で、知識は豊富だが、実務能力のからっきしない学者達が集まっているだけなのです。
そんな輩の助けを借りて、起業が成功するでしょうか?
どうすれば、日本は成長していけるか?
それは、夢を持ち、挑戦を続ける人たちが増えることです。しかし、そのためには、先鞭をつける人たちが必要です。
日本にも、起業して、大成功している人たちはいます。そうした人たちが、メンターとなって起業家を育てていく土壌を創らなければいけません。
しかし、起業して成功した人たちは、大企業との激しい競争に晒され、そのような余裕がなく、また、自らが大企業となったことで、かつての、必死に何もないところから、成功を目指した思いを忘れてしまったのかも知れません。
事態は待ったなし
今の日本は景気がいいと実感している人はどれくらいいるでしょうか?実感している人の多くは、既得権益者達です。
庶民は、給与は上がらず、チャンスもなく、閉塞感が漂っています。デフレが解消されないのは当然のことなのです。
このままでは、日本は、どんどん国力を失い、アメリカの属国のポジションが定位置となるでしょう。今でも、トランプ大統領は、安倍総理を海外子会社の社長くらいにしか、見ていないのではないでしょうか。
下からの革命を
日本を変えていくのは、政府ではなく、私達庶民です。政府は何もしてくれません。自分で掴むしかないのです。
私達は、変化やリスクに対する恐れはあるものの、どこかで、変化やリスクに立ち向かうことを望んでいます。そして、それを先頭を切って成し遂げる人が登場することを期待しています。