新・日本列島改造論

私は、まだ読んでいませんが、石原慎太郎さんが、「天才」というタイトルで、田中角栄さんの伝記を小説化され、話題となりました。

田中角栄さんが、生前に唱えられていた「日本列島改造論」の遺志を受け継ぎ、田中チルドレンであった石破大臣が、今、地方創生の旗振り役となっています。

「日本列島改造論」で田中さんが夢見た日本に、着実に近づいているように思います。全国新幹線も、今月、北海道新幹線がいよいよ開業することで、現実のものとなりつつあります。

北海道は、自然が豊かで、食べ物も美味しく、とても魅力的な地域です。しかし、産業はどうかといえば、中心となる大都市札幌についても、その気候、利便性のデメリットもあり、なかなかこれといったものが育っていません。

同じく、観光名所である京都は、観光面だけでなく、日本を代表するような超優良企業が多く集積しており、これが、京都の国際都市としての強みを増しています。

では、札幌では、産業は育たないかというと、私は、札幌には、IT産業のようなインドアでもできる研究開発型産業が向いていると考えています。

札幌は国際都市となるポテンシャルを十分に持っている都市であり、一大IT拠点として、道内の農業、北大などの研究機関と連携すれば、北海道はより、発展するのではと思います。

札幌だけでなく、日本には、まだまだ、国際都市となれるポテンシャルを持った都市があります。

田中さんも、スマートフォンで世界中と繋がることができるなんて、想像もしなかったでしょう。

今なら、どんな日本列島改造論を唱えられるでしょうか?

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