ここ最近、経済においては、不安が広がってきています。日銀のマイナス金利政策、円高・株安など、一時期は、持ち直したと思われた日本経済ですが、なかなか上昇気流に乗っていけません。
GDP600兆円という、奇跡的な目標が、本当に達成できると考えている日本人は、わずかではないでしょうか。
ただ、もし、達成できるとしたら、それは、日本から、グーグルや、フェイスブックのように、新しいビジネスモデルで、世界を制覇する企業が、誕生した時だと私は考えています。
サービス業や、ソフトウェア産業においては、まだ、日本から、その産業におけるグローバル・スタンダードになっている企業は生まれていません。トヨタが自動車産業で成し得た偉業を、新たな産業で実現する企業が生まれれば、日本は、先進国においても、再び注目されることとなるでしょう。
そのようなアメリカン・ドリームならぬ、ジャパニーズ・ドリームを成し遂げる企業が、日本から誕生する可能性があるでしょうか?
そのためには、既存の常識や、周りに流されず、あるべき未来を夢見て、それを実行に移していく、起業家が必要です。チャンスを掴むためには、リスクを厭わない起業家が必要なのです。
そのような起業家は、ジャパニーズ・ドリームを応援する私たち一人一人の日本人が、育成していかなければいけません。
ビジネスの変化の非常に速い現代では、既存のビジネスが陳腐化してしまう速度も速く、たとえ大企業であっても、その地位を維持するには、たゆまぬ発明、努力が必要です。これは、新興企業にとっては、大きなチャンスともなります。
未来を創る力が、これからの日本を変えていくことになるでしょう。